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平成17年度
大会入選句集

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芭蕉蛤塚忌全国俳句大会 入選作品
◆ 平成17年度 小学校の部 入選

入選
心太フラダンスしてのど通過
愛知・安城市 錦町小  六年 浅田 梨花
冷ぞう庫用もないのに開けてみる
愛知・安城市 錦町小  六年 大塚 理央
ぷるぷると水まんじゅうがよんでいる
岐阜・大垣市 東小  六年 水野 栞奈
夜空からみんなを見てる星座達
岐阜・大垣市 荒崎小  六年 沼波 黛輝
昼ねする顔には母のうちわ風
岐阜・大垣市 南小  六年 高木翔一郎
夏休みえん筆持っても動かない
岐阜・海津市 今尾小  六年 中島奈緒子
暑いのに大仏様はしずかだな
岐阜・海津市 今尾小  六年 森島 夕湖
風が吹くさよならをする桜達
岐阜・養老町 日吉小  六年 山中 葉月
月見草開くしゅん間目をつぶる
岐阜・大垣市 江東小  六年 成瀬 公貴
雨の中はりきりやさんかたつむり
岐阜・大垣市 荒崎小  六年 板倉 麻香
海の中背およぎしたら空の中
岐阜・羽島市 堀津小  六年 横田 彩音
てんとうむし青あじさいに恋をする
愛知・西尾市 鶴城小  六年 杉田みなみ
あじさいの青に染まった雨の粒
岐阜・揖斐川町 小島小  六年 雲井 理子
りんごがりはりきったのにせがとどかぬ
岐阜・揖斐川町 大和小  六年 香田  稜
アリたちの行進はばむぼくの足
岐阜・大垣市 青墓小  六年 馬場 修平
風りんの音で暑さがにげてゆく
岐阜・安八町 結小  六年 岡田 有紗
消しゴムがけずれて消える夏休み
岐阜・関市 倉知小  六年 永田  匠
うとうととかえるの声が子守歌
岐阜・関市 倉知小  六年 加藤妃美紀
あさがおはピンクの服がお気に入り
岐阜・大垣市 西小  六年 佐久間 遊
がいとうにやもりがかよううレストラン
岐阜・大垣市 青墓小  五年 工藤沙和子
せん風機前で声出しうちゅう人
岐阜・大垣市 江東小  五年 馬場 美咲
夏がきて前がみむすんでおでこだす
岐阜・大垣市 川並小  五年 小林奈津美
竹の子が雨水のんで竹になる
岐阜・大垣市 興文小  五年 毕  若曦
母さんは家庭ほうもん声かわる
岐阜・大垣市 西小  五年 大津 英之
たいようがそらにズガンとすわってる
岐阜・大垣市 江東小  五年 坂本  優
青い空にゅうどうぐもがいばってる
岐阜・大垣市 赤坂小  五年 松尾 祐希
じぞうさまちっちゃい家であつそうだ
福井・丸岡町 平章小  五年 加茂太一郎
ふうりんとかぜがなかよくあそんでる
岐阜・大垣市 静里小  五年 吉永 明世
あらしやま竹のみどりとげたのおと
岐阜・神戸町 神戸小  四年 藤井 霧衣
アメンボがもうおよいでいるプール開き
岐阜・大垣市 赤坂小  四年 季羽奈々子
なぜだろうはやおきしちゃうなつやすみ
岐阜・海津市 吉里小  四年 森 知多華
ひまわりがならんでさいてせいくらべ
岐阜・神戸町 神戸小  四年 森  麗菜
せんぷうきかおを回してにげていく
岐阜・大垣市 日新小  四年 高木 真胤
お中元とどくといいなぼくあてに
岐阜・大垣市 北小  四年 井上 真徳
くすの木に春だと教える風の声
愛知・西尾市福地 北部小  三年 三浦 啓介
ぬけがらがせみの声だけのこる木々
岐阜・大垣市 青墓小  三年 西村 泰我
じゅぎょう中鼻のあたまにあせたまる
岐阜・大垣市 赤坂小  三年 立木 充香
金魚さんゴーグルなしでへいきだね
岐阜・大垣市 静里小  三年 林  希望
にわかあめいろんなおとがふってくる
岐阜・大垣市 青墓小  三年 松浦 沙英
ザリガニがだっぴしたよねつよくなる
岐阜・大垣市 青墓小  二年 竹中 沙帆
ひまわりがさいてまどからのぞいたよ
岐阜・大垣市 赤坂小  二年 平原  優
かみなりはぴかっと光って空をわる
岐阜・大垣市 青墓小  二年 工藤 拓朗
あさがおさんらっぱのえんそうたのしそう
愛知・西尾市 室場小  一年 中根 直輝

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