ホーム > 芭蕉蛤塚忌全国俳句大会 第22回記念大会

奥の細道むすびの地「大垣」 芭蕉蛤塚忌全国俳句大会

とき

平成23年10月16日(日)

10時〜    芭蕉蛤塚忌
12時30分〜 全国俳句大会

ところ

奥の細道むすびの地記念館

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芭蕉蛤塚忌の由来
 元禄2(1689)年8月、松尾芭蕉は「奥の細道」の旅で、大垣にしばらく滞在し、土地の俳人との交流などで長旅の疲れを癒しました。その後、伊勢神宮の遷宮拝観のため、9月6日に谷木因・近藤如行ら親しい友と別れ、船町港から水門川・揖斐川を舟で長島へと向かいました。
 大垣市の船町港跡・奥の細道むすびの地にある句碑の「蛤のふたみに別行秋そ」は、『奥の細道』の文末を飾る芭蕉翁真髄の作品です。
 『芭蕉蛤塚忌』は、芭蕉翁の遺徳を偲び、俳句を市民文化として根付かせたいとの願いを込め、芭蕉翁の忌日(10月12日)に近い10月の第3または第4日曜日に開催する全国俳句大会に先立ち、有志相集い船町港跡の蛤塚(句碑)前において執り行うものです。
 この蛤塚(句碑)は昭和32年に『奥の細道』270年祭を記念して、大垣市文化財審議会によって建立されたものです。
蛤塚(句碑)
<蛤塚(句碑)>

「蛤塚忌」が「芭蕉忌」の傍題として歳時記に彩録されて

 大垣市が、全国に発信している「全国俳句大会」は、昭和60年11月3日、第1回目を開催して以来、平成6年には、芭蕉翁没後300年を記念して、芭蕉の遺徳を偲ぶため、「芭蕉蛤塚忌」と改称しました。
 「美濃の芭蕉忌」として定着することを願い、「蛤塚忌」が、季語として仲間入りできることを、大垣市民は切に願ってまいりました。ご応募いただく皆様にも、「蛤塚忌」の文言を含んだ句を詠んでいただくよう呼びかけてきました。こうした地道な営みを重ねるごとに、「蛤塚忌」を詠み込んだ俳句が年毎に増えてきました。こんな機運の高まりの中で、このたび加古宗也氏」を総監修者として刊行された「平成俳句歳時記」(北溟社編・平成21年2月20日発行)冬編で、この「蛤塚忌」が、「芭蕉忌」の傍題として採録され、時雨忌・桃青忌・翁忌等と肩を並べることができました。
 このことは、大垣市民並びに、この事業に携わってきた関係者にとって、長年の夢がかなえられ、大きな喜びであります。今年は、「蛤塚忌」が「芭蕉忌」の傍題として歳時記に採録されて2年目になります。


記念講演講師紹介

寺井 谷子(てらい・たにこ)
 昭和19年、福岡県生まれ。俳誌「白鳴鐘」主宰。現代俳句協会副会長。
 句集に「笑窪」「未来」等がある。個性の尊重、現代の情緒、俳句における詩性を追求し、北九州市小倉の地を拠点に精力的に活動している。