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会長あいさつ

第56期会長  水野 幸治
第56期会長  水野 幸治
第56期会長  水野 幸治
 大垣青年クラブは55年の節目を終え、今ここに新たな一歩を踏み出すこととなりました。第56期、経験も浅い私が会長に選任されたことは身に余る光栄でありますが、その責任の重大さと期待を真摯に受け止め、この一年間を精一杯取り組む所存です。

 この度の公益法人制度改革に伴い、私達は公益社団法人格を取得すべく、第53期より準備を進めてまいりました。そして、55周年記念事業として公益法人取得部会が立ち上がり、取得に向け推し進めた結果、平成23年9月1日に晴れて「社団法人大垣青年クラブ」から「公益社団法人大垣青年クラブ」へと移行登記し、第56期より、また新たな一歩を踏み出す事となりました。しかし、今まで諸先輩方の血と汗と涙で培ってきた、大垣青年クラブの「志」は決して変わることはないでしょう。この歴史と伝統に恥じることの無いように、「自己研修」「社会奉仕」「相互親睦」の3本の柱を胸に、時には大胆に、時には着実に、その一歩を踏みだして行きたいと思います。

 さて、現在の日本を見ると、3年前に始まった世界的な金融危機から立ち直る間もなく、平成23年3月11日には東日本大震災が東北地方を襲いました。多くの人命や財産を失い、また、原発事故などにより甚大な被害を受け、一時は国中に絶望感が漂いました。しかしすぐに、日本国民が一体となって協力し、助け合い、決して諦めずに「がんばろう」という「心」が生まれました。そして、その心は国境を越えて世界中から届き、日本中を包み込みました。これは正に、青年クラブが昭和37年より顕彰している薩摩義士から学んだ、「奉仕の心」「不撓不屈の心」「報恩感謝の心」の3つの「心」ではないでしょうか。私たちは、この3つの「心」を、43回を数える鹿児島市中学生親善使節団招待行事において鹿児島・大垣両市の中学生に伝えてまいりました。また、50周年記念事業として始まった紙芝居「さつまを伝え隊」では、クラブ員自らが小学校の教壇に立ち、子ども達にこの心の大切さを教えてきました。私達は、今後もこの事業に誇りと自覚を持って、地域社会に貢献すべく青少年育成に取り組んでいきます。

 他にも、20周年を迎える「舟下り芭蕉祭」では、「奥の細道むすびの地」である文教都市大垣の活性化に努めていきます。小中学生から募集する俳句も年々増加し、今では2万通を超えるまでに成長し、「俳句の街」として市民を巻き込む事業も展開してきました。このように、地域に根付いた活動を続ける事で、次の世代を担う子ども達の「心」に種を植え、将来には私たちの後輩として、花を咲かせ、その後輩がまた同じように種をまく。そんな歯車が永遠に回り続ける事を願っています。

 そして、クラブ員にも「今しかできない事」、「今だからこそすべき事」を、友の姿から学び、よきライバルとして切磋琢磨する一歩を踏み出してほしいと考えます。青年クラブは宝の宝庫です。しかし、クラブ員の「心」の在り方しだいで、ダイヤを見つける人もいれば、見落とす人もいるかもしれません。40歳までという限られた時間の中で、青年クラブを通じて多くの仲間に出会い、共に学び一生涯の友にしていくためにと、考えたスローガンが「踏み出せ ともに学ぶ 新たな一歩を」です。この「とも」とは、「親友」であり「良き強敵(ライバル)」である「友」と、「一緒に」という「共」の思いを込めました。そして、第56期は新入会員も4名増え、52名でのスタートとなりますが、今後もさらなる新入会員の獲得に力を注ぎ、また、諸先輩方の力もお貸し願って、大きな歯車が永遠に回り続けるように、一丸となって踏み出して行こうではありませんか。



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