*カミツレ*


薬効と用い方


  • 発汗、駆風薬.ヨーロッパでは古くから発汗、下熱薬として感冒、リウマチ、痛みに用いられてきました。頭花は駆風、発汗、消炎、鎮痛、鎮痙、強壮、健胃、整腸薬として応用されます。

  • 風邪や頭痛にまた、健胃、リウマチ、腰痛、不眠症、小児喘息等に、乾燥したカミツレの頭花を1回量5gに熱湯を注ぎ5〜10分後に服用します。1日に3回食間に服用すると効果的です。

  • 浴剤として、神経痛、リウマチ、腰痛にカミツレの頭花200〜500gを約4リットルの水で10分程度煎じて、こした汁を風呂に入れて入浴します。

  • 消炎作用があるので、煎汁を外用したり、口内炎、咽喉炎、歯痛にうがいをします。また、痔疾にも外用として使用します。

  • ハーブティーとしてよく利用されます。また、リキュール、タバコの香料としても使用されます。


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