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公衆衛生部会 活動内容

公衆衛生獣医師が活躍する分野
1.保健所及びセンター
 岐阜県には岐阜県が所管する保健所及びセンターが11ヶ所と、岐阜市が所管する保健所が1ヶ所設置されています。
その中で獣医師は、食品が衛生的に取り扱われているかなどについて、検査や衛生指導を行っています。
 また、狂犬病の予防対策や啓発を行うとともに、犬・猫の適正飼養、動物愛護の 普及啓発を行っています。

 さらに、人の健康を守るために必要な生活環境の衛生確保にかかわる監視指導も担っています。
しつけ教室

2.食肉衛生検査所
 牛肉、豚肉、鶏肉などの食肉は、肉となるる段階で獣医師による厳重な検査が義務付けられています。岐阜県内にはと畜場が5ヶ所・食鳥処理場が4ヶ所あり、安全な食 肉を届けるために、獣医師が、牛、豚、鶏などを1頭、1羽ごとに検査し、食用に適さないものを排除しています。

 また、食肉中の抗菌性物質などの残留検査、BSE(牛海綿状脳症)検査などの精密検査も行っています。
食肉検査

3.試験研究機関
 保健衛生分野や環境分野における科学的・技術的な中枢機関として、様々な試験検査、研究のほか、情報収集、技術研修、技術相談などの業務を行っています。
検査・研究分野の主なものとしては、新興感染症、食中毒などの微生物分野、食品中の残留農薬、残留抗菌性物質、放射性物質などの理化学的分野、土壌地下水、放射能汚染などの環境汚染分野となっています。

 この中で獣医師は、その専門知識や技術を生かし、調査研究活動に取り組んでいます。
放射能検査