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◆ 平成28年10月度 一般の部
投句総数 2,551句・一般投句数 750句・小中学生投句数 1,801句
選者 :伊藤 百雲
| 特選 |
| 磨きたるガラス隈なく秋の空 |
| 養老郡養老町 田中 秀子 |
| 秋雲や旅の計画出来上がる |
| 京都府宇治市 八田 弥須子 |
| 秋の滝一切の音一つにす |
| 大垣市 高田 雅章 |
| 秀逸 |
| 絵手紙の彩り淡くねこじゃらし |
| 大垣市 佐竹 余史美 |
| 関ヶ原覇者も敗者も花野かな |
| 大垣市 平野 きぬよ |
| 草を刈る匂ひ集めて風の中 |
| 大垣市 日比 昌子 |
| 新道に断たる街道赤のまま |
| 大垣市 小林 研 |
| つくつくし何処も合戦跡地なる |
| 不破郡垂井町 小畑 美智子 |
| 天高し化粧なほしの大鳥居 |
| 大垣市 久保田 悟義 |
| 決壊の碑を囲みたり曼珠沙華 |
| 大垣市 岡田 あや子 |
| 実むらさき風なきときも色こぼす |
| 不破郡垂井町 竹嶋 富美子 |
| 秋天を突き刺すスカイツリーかな |
| 愛知県名古屋市 山田 雅之 |
| 金文字の墓碑新しき白露かな |
| 神奈川県横浜市 龍野 ひろし |
| 入選 |
| 灯を消してより虫時雨高音なる |
| 福井県福井市 三ツ山 ひろし |
| 招かれて集ふ至福の敬老会 |
| 安八郡神戸町 早津 郁男 |
| 落ちてなお艶やかなりし酔芙蓉 |
| 大垣市 安田 むつこ |
| 古戦場いろなき風に暮るるなり |
| 大垣市 岩田 唯志 |
| 風鈴の鳴き止む夜の静寂かな |
| 大垣市 永江 美佳 |
| 川辺りや三尺俳句青葉風 |
| 大垣市 浅井 高男 |
| トンネルの口より霧のあふれ出づ |
| 福井県敦賀市 山田 美千代 |
| 遠き日の祖母を忍べり菊枕 |
| 大垣市 川瀬 喜梅古 |
| 鈴虫の声廃校の跡にかな |
| 大垣市 安田 直隆 |
| 今日もまた秋刀魚主役の日酒かな |
| 大垣市 佐々木 和子 |
| 行く末を雲にまかせて秋の暮 |
| 大垣市 安福 けい子 |
| 無花果に群れゐる鳥の小競り合ひ |
| 大垣市 田中 雅子 |
| バス停に噂の二人草虱 |
| 大垣市 佐藤 すみ子 |
| 伊吹嶺を遥かに朝の鵙高音 |
| 岐阜市 堀江 美州 |
| 秋の潮白帆は点となにけり |
| 安八郡輪之内町 野村 照子 |
| ここだけの話はずむや青みかん |
| 大垣市 吉田 てるみ |
| 弾き終へしピアノの余韻秋惜しむ |
| 神奈川県横浜市 龍野 ひろし |
| 終点の大垣駅や水の秋 |
| 愛知県豊田市 城山 憲三 |
| 蕎麦の花見とれておなじ風の中 |
| 三重県四日市市 後藤 允孝 |
| 京の庭色深みゆく実むらさき |
| 大垣市 片山 洋紅 |
| 選者吟 |
| 風の出て捨て風鈴の鳴く夜かな |
| 百雲 |
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