
季節の流れは春から初夏へ―――。1年でもっとも草木の美しい季節の到来です。
今回は、この時期に開催される活気溢れる華やかな西美濃各地のお祭りを一挙大公開しちゃいます!
神戸山王まつり
神戸山王まつりは全国でもまれな、超!豪快な火まつりとして有名です。
4日の深夜0時からはじまる朝渡御は、7社もの大きな神輿が、前後を幾千本もの松明に護られながら一気に走り抜ける神事。
夜闇のなか、赤々と燃える松明とたくさんの神輿が駆け抜けていく様子は大興奮必至!このとき、火まつりの熱気は最高潮に達します。
- 試楽:2018年5月3日(木・祝)
本楽:2018年5月4日(金・祝)
- 試楽:3日 13:00〜
本楽:【朝渡御】3日 23:00〜、【還御】4日 16:00〜
- 神戸町日吉神社周辺

- 神戸町役場及び中央公民館駐車場
- 神輿が通る時間に交通規制有り
- 神戸町役場(ふるさと発信課)
- 0584-27-3111
- http://www.town.godo.gifu.jp/event/event02.html
- 5月3日限定でJR大垣駅から神戸町役場まで無料シャトルバスの運行があります
臨時夜行バス運行時間
|
5月3日行き |
5月4日帰り |
JR大垣駅北口 |
22:30発 |
深夜1:30着 |
|
↓ |
↑ |
神戸町役場 |
23:00着 |
深夜1:00発 |
神輿のルート

神輿が走り抜けるルートは、南北に走るこの道だけ!
日吉神社の御拝殿から御旅所までの450メートルを、7社の大神輿が一気に疾走します。すぐそばから見て、お祭りの熱気と興奮を一緒に味わっちゃいましょう!
神戸山王まつりの神輿

日吉神社祭典行事に吊られる神輿で、一番先頭に出る牛尾宮の神輿。
頂上の枡形の上に擬宝珠が乗っている。笠鉾に飾ってある金物は十六花弁の菊花の紋章八筒、胴体の柱の金物は上り竜と下り竜の浮彫金物、座板の打付金物は波と兎、棒鼻(前の丁口)の金物は金唐草模様の中央に十六花弁の菊花の浮彫、鈴は八角型青銅の鈴、鈴縄は紅白縮緬の二本撚りである。

日吉神社祭典行事に吊られる神輿で、二番目に出る樹下宮神輿。
頂上の枡型の上に鳳凰がある。笠鉾に飾ってある金物は正面が7曜星3箇、左右および後部は2箇ずつ、胴体の柱の金物は前部二本に岩上にたわむれる獅子と笹の葉、および渓谷の飛沫模様の青銅彫刻金物、後部の柱は牡丹に蝶が右側、岩の上を蝶が飛んでいるのが左側。座板の打付金物は正面、左右共に波に千鳥の透し彫り、鈴は丸型、鈴縄は紅白二本の撚り合わせである。

日吉神社祭典行事に吊られる神輿で、三番目に出る日吉大宮の神輿。
頂上に枡型の上に鳳凰がある。笠鉾に飾ってある金物は四方共巻雲と竜の透し彫り金物、胴体の柱の金物は前部二本は左右共鉄拐山人の仙人清遊の唐金彫刻、座板の打付金物は波に飛竜の模様を浮かした彫刻金物で鈴は丸型、鈴縄は緋縮緬の巻縄である。棒鼻(丁口)金物は獅子頭に太鼓を持った舞姿の透し彫りである。

日吉神社祭典行事に吊られる神輿で、四番目に出る二宮の神輿。
頂上の枡型の上に鳳凰がある。笠鉾に飾ってある金物は53の銅の金物、胴体の柱の金物は前部左右二本に神武天皇東征の像が、又後の左右二本には南朝の忠臣菊池一族の旗上げの像が、何れも金、銀、銅、錫等の金彫で浮き彫りされている。座板の打金物は、波に千鳥の浮彫りで銅鍍金が施してある。鈴は丸型、鈴縄は緋縮緬の巻撚りで鈴縄掛の金物は唐獅子の青銅作り、棒鼻(丁口)の金物は唐草模様の金物が嵌めてある。

日吉神社祭典行事に吊られる神輿で、五番目に出される宇佐宮の神輿。
頂上の枡型の上に鳳凰がある。笠鉾に飾ってある金物は葵の紋、胴体の柱の金物はそれぞれ上部に巻雲模様、下部に波の模様を金で彫刻してある。座板の打付金物は波に千鳥の浮彫りで、銀と金鍍金が施してある。鈴は丸型、鈴縄は緋縮緬の巻撚り、棒鼻(丁口)の金物は右が竜、左は虎の浮彫金物が嵌入してある。

日吉神社祭典行事に吊られる神輿で、六番目に出る客人宮の神輿。
頂上の枡型の上に鳳凰がある。笠鉾に飾ってある金物は前部に憂曇華の花三ヶ、左右後の三ヶ所は二ヶ宛、胴体の柱の金物は前部右側は養老の孝子源亟内が滝の水を汲んでいる図、左側は楠公桜井の子別れの図、後部は左右共漢詩の讃文の彫刻、座板の打付金物は波に千鳥の鍍金金物、棒鼻(丁口)の金物は左右共憂曇華の花の彫刻が嵌入してある。鈴は丸型、鈴縄は緋縮緬の巻撚りである。

日吉神社祭典行事に吊られる神輿で、一番最後に出る三之宮の神輿。
頂上の枡形の上に擬宝珠が乗っている。擬宝珠がついているのは、この神輿と牛尾宮の神輿のみ。座板の打付金物は波に千鳥の浮彫金物で、金、銀の鍍金がしてある。鈴の金物は前部右がキリン、左が亀、後部の右が上り竜、左が鳳凰の金物が打ち付けられてある。
垂井曳やま祭り
垂井の街に初夏の訪れを告げる、垂井曳やま祭り。
古くから西美濃の交通の要衝であった宿場・垂井町のお祭りは、毎年溢れんばかりの活気でいっぱい!
垂井曳やま祭りの外せない見どころと言えば、その名称のとおり、3輌の豪華な曳やま。毎年、本格的な子供歌舞伎狂言が披露され、多くの観光客で賑わうお祭りです。
曳やまのスケジュール
◆5月2日 試楽
11:00 各町内演伎
17:30 登りやま
19:25 宵やま奉芸
20:25 下りやま
|
◆5月3日 本楽
00:00 起きたり(各町内)
10:30 古式練込み出発
(役場前出発)
12:05 神前奉芸
20:30 三町すりかすり
|
◆5月4日 後宴
11:30 各町内演技
千秋楽(各町内運行による)
|
垂井曳やま祭りのやま
【2018年 芸題】
御所桜堀川夜討
弁慶上使
見送りの“蓬莱”のつゞれ織は平和を象徴、技術の“粋”を集めた曳きやま

【2018年 芸題】
恋飛脚大和往来
封印切りの場
屋根の亨には草薙の剣を戴き、日本最大の雄姿を誇る豪華で金色絢爛な曳きやま
【2018年 芸題】
義経千本桜三段目
すし屋の場
両側の登り龍・下り龍の彫刻、精巧優美に目出度く鳳凰の舞う姿がシンボルの曳きやま
揖斐まつり
江戸時代享保年間に始まったとされ、三輪神社の祭礼で300余年の伝統があります。
祭りは毎年5月4日(試楽)と5日(本楽)の2日間に行われ、勇壮な神輿渡御や豪華絢爛な5輌の芸やまが三輪神社境内に曳き揃えられます。また、その芸やまの舞台で演じられる子ども歌舞伎は、毎年多くの観客を魅了します。
子ども歌舞伎特別披露
当日の交通規制

揖斐まつり2015 動画
揖斐まつりのやま・神輿





【2018年 当番やま 芸題】
源平咲分牡丹畠 重忠館の段

高田祭
県指定重要文化財の山車3台(猩々やま、
林和靖やま、
神楽獅子やま)が曳き廻され、神楽や人形からくりを披露します。
当日の交通規制

見る祭から参加する祭りへ〜高田祭り曳やま 曳き手ボランティア募集!
養老町では今年も高田祭の曳やまの引き手ボランティアを募集します!
お祭りを直に体験できるチャンスですよ!詳しい情報はもう少しお待ちください!