■アカネ■
(アカネ科)
薬用部位と採集、保存
晩秋ごろまでに根を掘り上げて、泥土および細いひげ根を水洗いしきれいに取り去り、陽乾し乾燥させ、根が赤黄色となったものを生薬で茜草という。異物の混入がないように、十分に乾燥したものを密閉容器に入れて保存する。風通しのよい暗所に保管し、湿気や虫食いに注意することが大切である。
薬効
消炎、止血薬、「婦人経水、通せざるを治す」といわれ、通経薬として広く知られる生薬である。利尿、止血、通経、鎮咳薬として応用される。
薬用法
1.通経、止血、鼻出血に、根を乾燥したものを1日量10〜15gに水500mlを入れ、約半量に煎じて1日3回に分けて食前または食間に服用する。
2.月経不順に黒い果実の乾燥したもの1日量20〜30粒を煎じて飲めば効果がある。また、根10gに水と酒を500ml:100mlの割合で混ぜたものを煎じて半量とし、1日3回に服用しても効果がある。
3.慢性気管支炎の咳に煎汁を服用すると効果がある。
4.アカネ酒は根300gとグラニュー糖100gをホワイトリカー1リットルに漬けて強壮剤とする。