◆ゴ マ◆
(ゴマ科)


<形態>

1.双子葉植物合弁花類の1年生草本。草丈約1m、全体に粘液のある腺軟毛を密生する。
2.葉は、対生、上部ではしばしば互生し長柄を有し、長楕円形または皮針形で、長さ5〜15cm。尖頭、全縁で波状縁。下位葉は3裂することがある。葉柄基部には密腺が着く。
3.夏季、上部の葉液に白色(品種によっては紅色、紫色)の唇形花を1〜3個着ける。花唇は5裂し下唇は長く、雄ずいは4本でうち2本は長い。雌ずいは1本。
4.茎は四角で直立する。
5.果実は円柱状で、普通は4室からなる。種子の色は品種により異なり、黒色(クロゴマ)、白色(シロゴマ)、淡褐色(キンゴマ)などあり、多量の油を含む。

<薬用部位と採集、保存>

下部の果実が数個裂開したころ地際から刈り取り、乾燥、採種し、陽乾する。砕いた種子を蒸し温圧して油を得る。これを精製する。気密容器に入れ、保存する。

<薬効>

種子は滋養、強壮、便通を良くする。