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設立趣意書
交通事故で親を失なった子供、いわゆる交通遺児の問題は、我が国の経済発展のひずみの一つとして、早急に解決を要する重要案件であり、国民所得の驚異的な伸展、道路事情の好転などに反し、その解決はなお前途程遠いものがあるように思われます。
民間においても、交通遺児を健全に育成しようと「交通事故遺児を励ます会」、全国的な育英組織として「財団法人交通遺児育英会」の設立の動きなど、交通遺児の家庭の多くが「子供は、せめて高校にだけは進学をさせたい」と願っていることに応えようとしています。
我々においても政府、民間のこれらの施策に呼応し、交通遺児に対し奨学金その他の学資金品を恵与し、暖かい手をさしのべ遺児がくじけることなくすこやかに成長してもらおうという目的で財団法人大垣市交通遺児育英会を設立しようとするものであります。
なお、当法人は、当初500万円の基金で発足し、その事業はとりあえず別紙事業計画のとおりでありますが、今後も大垣市、報道機関、ライオンズクラブ、ロータリークラブ、青年クラブ等の資金援助や一般人からの寄附金などにより2、3年後には少なくとも基金の額3000万円程度とし、交通遺児に対し、学資金の恵与にとどまらず巾広く育英事業を行なうものとします。
民間においても、交通遺児を健全に育成しようと「交通事故遺児を励ます会」、全国的な育英組織として「財団法人交通遺児育英会」の設立の動きなど、交通遺児の家庭の多くが「子供は、せめて高校にだけは進学をさせたい」と願っていることに応えようとしています。
我々においても政府、民間のこれらの施策に呼応し、交通遺児に対し奨学金その他の学資金品を恵与し、暖かい手をさしのべ遺児がくじけることなくすこやかに成長してもらおうという目的で財団法人大垣市交通遺児育英会を設立しようとするものであります。
なお、当法人は、当初500万円の基金で発足し、その事業はとりあえず別紙事業計画のとおりでありますが、今後も大垣市、報道機関、ライオンズクラブ、ロータリークラブ、青年クラブ等の資金援助や一般人からの寄附金などにより2、3年後には少なくとも基金の額3000万円程度とし、交通遺児に対し、学資金の恵与にとどまらず巾広く育英事業を行なうものとします。
― 昭和44年9月12日の設立にあたって ―