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◆ 平成27年1月度 一般の部
投句総数 1,561句・一般投句数 471句・小中学生投句数 1,090句
選者 :大橋 庄一郎
| 特選 |
| 病床の夫の窓辺に初日射す |
| 養老郡養老町 田中 秀子 |
| 子ら帰り静けさ戻る冬座敷 |
| 大垣市 宮脇 和子 |
| 中空に挙手のにぎわい冬木立 |
| 滋賀県甲賀市 甲賀忍者 |
| 秀逸 |
| 句作よりうたたね先の日向ぼこ |
| 不破郡垂井町 桐山 芳和 |
| 喜寿むかえまだまだ元気寒の入り |
| 大垣市 溝渕 君子 |
| 何よりも家族の笑顔祝う屠蘇 |
| 大垣市 多和田 一徳 |
| 天平の窯場跡とや雪しぐれ |
| 安八郡神戸町 後藤 和朗 |
| 一本をつけて二人の晦日蕎麦 |
| 東京都世田谷区 関戸 信治 |
| 年の暮走り回るは母ひとり |
| 大垣市 谷 睦月 |
| 宮掃除終へて囲める焚火かな |
| 安八郡神戸町 高橋 日出美 |
| 傘寿過ぎ生きる喜び賀状書く |
| 不破郡垂井町 富田 実郎 |
| 薄雪にのぞく赤さや寒つばき |
| 大垣市 高石 政明 |
| 梁太き旅籠の厨根深汁 |
| 岐阜市 石崎 宗敏 |
| 入選 |
| マララさんの受賞に拍手冬ぬくし |
| 愛知県岡崎市 矢田 あさの |
| 良きことの予定埋まりし初暦 |
| 揖斐郡大野町 藤田 涼子 |
| 粛粛と終活はじめおらが春 |
| 大垣市 喜田 守 |
| 暮早し下校の児らの靴の音 |
| 不破郡垂井町 小竹 政子 |
| 晦日蕎麦すする家族のゑびす顔 |
| 大垣市 神野 武彦 |
| 小刻みに振へる茶杓初点前 |
| 大垣市 早崎 美弥子 |
| お年玉幼き顔に皆戻る |
| 大垣市 久富 キヌエ |
| 川の字になって故郷寝正月 |
| 北海道小樽市 大橋 美彌 |
| 松茸も笑う高値の華となる |
| 加茂郡八百津町 細江 やなやな |
| 木の葉散り青空近くなりにけり |
| 揖斐郡揖斐川町 粟野 みねお |
| 孫の世話嬉し疲れし冬日和 |
| 大垣市 川出 久美子 |
| 通学路積雪えらび歩く子ら |
| 大垣市 高柳 知加子 |
| 氏鉄の騎馬像凛と寒に入る |
| 大垣市 村田 通夫 |
| めえめえと羊群れ来る年賀状 |
| 大垣市 川瀬 喜梅古 |
| 息災を願う柏手初詣 |
| 大垣市 宮脇 和子 |
| のみ仲間おでんつつきしがやがやと |
| 不破郡垂井町 木 紫雲 |
| 無防備の首都圏襲う雪の報 |
| 大垣市 仁村 光生 |
訪ね来てふと 梅の香に和む |
| 大垣市 三宅 ヒサヱ |
| おてんばの着慣れぬ春着てんやわんや |
| 大垣市 伊藤 有紀 |
| 西に座し威風の山河雪伊吹 |
| 不破郡垂井町 西垣 和志 |
| 選者吟 |
| みくじ引く運見せ合って初笑ひ |
| 庄一郎 |
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梅の香に和む
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