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芭蕉蛤塚忌全国俳句大会
◆ 大会の開催にあたって

 本市は、松尾芭蕉が「奥の細道」紀行を閉じた地であり、船町港のむすびの地周辺には、住吉燈台や蛤塚などの芭蕉ゆかりの句碑があります。
 この市民の共有財産としての「奥の細道むすびの地」を未来に残すとともに、より新たなる文化活動と奥の細道むすびの地「大垣」を全国に発信するため昭和60年から全国俳句大会を実施しております。
 さらに、平成3年度の第3回大会からは郵送による投句のほか、全国に先駆けパソコン通信による投句をはじめ、キャプテンシステムを利用した優秀句の発表などニューメディアを取り入れ、情報化時代に即応した俳句大会を運営してきました。平成10年度からは、「マルチメディア俳句」として、インターネットシステムを取り入れております。
 また、平成6年度からは芭蕉没後300年を記念し、大会の名称を「芭蕉蛤塚忌(こうちょうき)全国俳句大会」と改め、大会当日午前に蛤塚(はまぐりづか) 前にて献句、献花、献吟など芭蕉翁の顕彰を行い、午後の俳句大会では、中央選者の選による事前投句の部(一般と小・中学生・高校生の部)の表彰式、記念講演のほか、当日投句の部の優秀句の表彰を行ってきました。平成19年度からは、新しく高校生の部を設け、より広く俳句文化の振興を図っています。
 そして、平成20年度は、本大会が第20回を迎え、同時に大垣市制90周年という記念の年にあたり、蛤塚忌賞などの大会3賞や記念講演会を充実させました。また、平成21年2月北溟社発行の「平成俳句歳時記(冬)」に「蛤塚忌」が季語として掲載され、長年の夢がかない関係者一同大きな喜びとしています。


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