投句総数　2,060句・一般投句数　577句・小中学生投句数　1,483句

特選

持久走寒さと自分に勝利する

大垣市　　前田一心(小六)

手ぶくろで幸せ感じる朝の道

大垣市　　松田愛末(小五)

下校中北風ふいて立ち止まる

大垣市　　林　夏実(小六)

秀逸

友達とあててあたって雪合せん

大垣市　　中島明日香(小五)

雪たちがいっしょに遊ぼとかたにのる

大垣市　　牧村明歩(小六)

こがらしがうずまいているつうがくろ

大垣市　　山村哲也(小六)

ふゆやすみけんかしたならなかなおり

大垣市　　立川莉子(小二)

いちょうの葉あつめて黄色の花になる

大垣市　　中村愛莉香(小六)

入選

目ざましが鳴っても起きない冬の朝

大垣市　　碓井咲貴(小五)

雪の山まるで白がのおじいさん

大垣市　　田邉詩奈(小五)

雪だるまずっといっしょにいれたらな

大垣市　　森嶋諒晟(小五)

どうしてもはなれたくないこたつです

大垣市　　永田裕武(小五)

カーテンがひらりとゆれて見えた秋

大垣市　　前田尚也(小六)

まだ五時がもう五時に変わる秋の空

大垣市　　江利山未悠(小六)

雪景色ながめていたいいつまでも

大垣市　　奥西志帆(小六)

紅葉の葉風に手をかり大空へ

大垣市　　長澤利奈(小六)

しもばしら朝一番にふみに行く

大垣市　　井口有彩(小六)

じゃんけんで必ず負けるもみじたち

大垣市　　山田陽菜(小六)

いぶきさんあかいもみじにみえかくれ

大垣市　　早せほのか(小三)

鹿たちも食よくいっぱい冬じたく

大垣市　　岡田真綺(小六)

清水の水に浮かんだもみじ船

大垣市　　岡田真紀(小六)

こいのぼりかぜがないからさびしいよ

大垣市　　雨薇(小六)

はつもうでおみくじのなかそっとみる

大垣市　　��木きらり(小六)

選者吟

常夜鍋白菜ザクと切り分ける

静子