投句総数　1,754句・一般投句数　478句・小中学生投句数　1,276句

特選

かさかさとかさに降る雪重み増す

大垣市　　杉山莉奈(中三)

雪かきはわっせわっせといそがしい

大垣市　　かげやまこういち(小二)

おかえりといってるような雪だるま

大垣市　　森島康太(小六)

秀逸

雪の日はいつもの道でも大冒険

大垣市　　名和杏子(中一)

年賀状書きつつ浮かぶ友の顔

大垣市　　佐竹しおり(中二)

冬空にはく白い息暖かい

大垣市　　和田唯加(中三)

雪だるまきれいなバケツかぶせるよ

大垣市　　高木けんしょう(小二)

雪だるま一つ一つがちがう顔

大垣市　　渡部帆香(小六)

入選

節分のおにもにげ出す豆の音

大垣市　　吉田三城(小五)

雪だまをいっぱいなげてつららとり

大垣市　　本ごう李怜(小二)

初詣神様起こして願い事

大垣市　　細川諒(中二)

かまくらをかぞくみんながみにきたよ

大垣市　　森井太一(小二)

ゆきがふるいっぱいあそんでゆきだらけ

大垣市　　坂文太(小二)

おとうとはおにがこわくてないちゃうよ

大垣市　　金森早紀(小二)

寒い朝はく息でさえこおりそう

大垣市　　金谷夏芽(小六)

冬の朝おはよと一緒に白い息

大垣市　　佐竹美月(小六)

バリバリと歩いて鳴らすしもばしら

大垣市　　市川花音(小六)

雪の上歩く足音静かだな

大垣市　　田中愛梨(小六)

雪の朝いつもとちがい早起きだ

大垣市　　大橋理紗(小六)

雪だるま大中小とならぶ庭

大垣市　　久保綾乃(小三)

選者吟

朝焼けの春めく空に鳩は飛ぶ

静子