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◆ 平成25年11月度 一般の部
投句総数 3,266句・一般投句数 896句・小中学生投句数 2,370句
選者 :大堀 武直
| 特選 |
| 抱く嬰の欠伸まんまる小六月 |
| 大垣市 大西 誠一 |
| 甲斐駒と木曽駒つなぐ秋の雲 |
| 愛知県岡崎市 足立 山歩 |
| 仏檀の祖父と乾杯今年酒 |
| 大垣市 木村 一句 |
| 秀逸 |
| 秋の雨きのふ伊吹のありし窓 |
| 東京都荒川区 金沢 寛 |
| 手に馴染む杖ことことと秋高し |
| 大垣市 林 芳江 |
| 沈黙も会話の一つ秋彼岸 |
| 大垣市 澤井 国造 |
| 選外の菊にも水をたつぷりと |
| 養老郡養老町 田中 紫香 |
| 恙なく暮れゆく一日菊の酒 |
| 大垣市 新町 恵子 |
| 雑貨屋に荒縄積まれ冬に入る |
| 安八郡神戸町 高橋 泰 |
| 八千草の風やはらかく伊吹晴 |
| 大垣市 秋山 くに子 |
| 初時雨飛騨の大屋根深ひさし |
| 大垣市 田中 雅子 |
| 山彦の向ふの山も秋の山 |
| 大垣市 宮脇 眞 |
| 鍵穴に合ふ鍵ひとつ神の留守 |
| 大垣市 矢橋 郁子 |
| 入選 |
| たらひ舟乗りませんかと小鳥来る |
| 愛知県半田市 加藤 清美 |
| 縮みゆく背を伸ばしての柿ちぎり |
| 大垣市 奥田 和子 |
| 木曽三川やがて銀河に合流す |
| 大垣市 神野 武彦 |
| 百畳の坊に座りて後の月 |
| 大垣市 大西 誠一 |
| 日の匂ひ散らして早稲の刈られけり |
| 大垣市 日比野 友子 |
| 山寺の和尚鐘つく秋の暮 |
| 不破郡垂井町 木 紫雲 |
| 雲上に浮かぶ御獄冬隣 |
| 大垣市 久保田 悟義 |
| 縁側で夫婦で食べる柿ひとつ |
| 大垣市 傍島 隆 |
| 母になき晩年を生く冬もみぢ |
| 安八郡輪之内町 野村 照子 |
| 主婦の手に喜びを研ぐ今年米 |
| 福井県福井市 三ツ山 シゲ子 |
| 小鳥来る砂山の砂崩れさふ |
| 大垣市 中山 あや子 |
| 堅魚木の金の耀き小鳥くる |
| 大垣市 野村 多佳子 |
| 榧の実や門に陣屋と記されをり |
| 大垣市 三宅 ヒサヱ |
| 跳ねながら秋を振り撒く園児たち |
| 大垣市 町野 眞佐子 |
| 端々にみちのく訛秋深む |
| 大垣市 伊藤 有紀 |
| 鉄瓶の湯たぎる音や冬座敷 |
| 大垣市 伊藤 有紀 |
| 小春日の長椅子たれか来るを待つ |
| 大垣市 名和 よちゑ |
| 鳩吹くや遊びし原も駐車場 |
| 埼玉県越谷市 佐久間 清観 |
| 蜻蛉の青き瞳に青き空 |
| 大垣市 森 茂寿 |
| 供華のなき武将の墓や木の実雨 |
| 北海道小樽市 大橋 美彌 |
| 選者吟 |
| 新大使迎ふる馬車や黄葉晴れ |
| 武直 |
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