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◆ 平成27年11月度 一般の部
投句総数 2,571句・一般投句数 900句・小中学生投句数 1,671句
選者 :大堀 武直
| 特選 |
| 鐘の音の霧を押しゆく霧の町 |
| 大垣市 今津 正元 |
| 三歳と指真っすぐに七五三 |
| 不破郡垂井町 西垣 和志 |
| はしご酒更待月と帰りたり |
| 大垣市 宮上 美濃留 |
| 秀逸 |
| 秋し空より青き伊吹山 |
| 大垣市 名和 三津子 |
| 秋深し母の名のある鯨尺 |
| 大垣市 鶴田 信子 |
| 吊り橋の長きがうれし山紅葉 |
| 安八郡輪之内町 野村 照子 |
| 三日月と茜空との競い合ひ |
| 大垣市 中川 慈恵 |
| 木曽はいま錦秋ならむ巴塚 |
| 福井県敦賀市 山田 美千代 |
| 老ゐたれば二人で一人暮の秋 |
| 安八郡神戸町 早津 郁男 |
| 栗飯の天地ざつくり返しけり |
| 愛知県名古屋市 舘野 茂子 |
| 行く人に受け答へして松手入 |
| 大垣市 神野 武彦 |
| 目鼻口消えゆくまでを立つ案山子 |
| 愛知県西尾市 金子 恵美 |
| サックスの乾きし音に秋惜しむ |
| 神奈川県横浜市 龍野 ひろし |
| 入選 |
| 燃えるように沈む夕日や曼珠沙華 |
| 大垣市 川瀬 芙沙子 |
| 病室の母へこっそり栗ご飯 |
| 大垣市 杉ア 郁子 |
| 皮剥きに二時間かけた栗ごはん |
| 大垣市 時田 さがみ |
| 静けさにつまくれないのはぜる音 |
| 大垣市 杉ア 寿美 |
| 柿をむく黙して妻の手際かな |
| 大垣市 多和田 一徳 |
| 教会の夕べの鐘や秋の風 |
| 大垣市 今津 正元 |
| 捨案子ご苦労様と語りかけ |
| 大垣市 北村 陽子 |
| 夕映えの伊吹遥かに鳥渡る |
| 大垣市 森川 きよ子 |
| ビル街に残る古道や天高し |
| 大垣市 安田 直隆 |
| 水澄めり昔を今に常夜燈 |
| 静岡県浜松市 樋田 圭子 |
| 蛍草静かな雨の日暮かな |
| 静岡県沼津市 堀野 一郎 |
| コーヒーの黒く澄みたる小六月 |
| 大垣市 棚橋 みさを |
| 小魚の藻を逆のぼる水の秋 |
| 東京都日野市 堀 美津子 |
| 方言の分布図ひらく文化の日 |
| 不破郡垂井町 竹並 朋喜 |
| 傷兵の姿にも似し枯けやき |
| 不破郡垂井町 桐山 實 |
| 文化の日豆煮る主婦でありにけり |
| 大垣市 町野 眞佐子 |
| 新らしき絵馬二つ三つ神の旅 |
| 大垣市 安部 芳枝 |
| 日の匂ひ郷の匂ひの今年藁 |
| 養老郡養老町 田中 秀子 |
| 豊の秋旅の土産に長寿餅 |
| 大垣市 田中 雅子 |
| 選者吟 |
| 文化とは何かと問はれ文化の日 |
| 武直 |
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