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◆ 平成28年12月度 一般の部
投句総数 3,093句・一般投句数 503句・小中学生投句数 2,590句
選者 :長野 美代子
| 特選 |
| 竹林のざわめき軽し冬隣 |
| 大垣市 木 佐知子 |
| バスケ部の悲願の県に挑む秋 |
| 大垣市 土本 裕之 |
| 新秋の尚更澄みて井の地底 |
| 大垣市 樋口 絹子 |
| 秀逸 |
| ゴンドラのガクンと上る霧の中 |
| 福井県敦賀市 山田 美千代 |
| ふたたびは訪へぬ城址やこぼれ萩 |
| 東京都世田谷区 関戸 信治 |
| 落葉掃く音や船町川灯台 |
| 奈良県橿原市 吉岡 美好 |
| 里いもを解す妻あり畑日和 |
| 大垣市 今津 絹代 |
| ざつくりと山削られて冬うらら |
| 不破郡垂井町 中嶋 笑子 |
| 今朝秋を思ふシーツの白さかな |
| 大垣市 日比野 友子 |
| 馬肥ゆる湖東三山横にみて |
| 大垣市 岩田 唯志 |
| うれしさもリュックに背負ひ秋の朝 |
| 海津市 横井 美圭 |
| 古里の香り掬へり今年米 |
| 安八郡神戸町 高橋 泰 |
| 産土に袴ずらしつ七五三 |
| 大垣市 野村 多佳子 |
| 入選 |
| 草虱分けて境の杭を打つ |
| 大垣市 小林 研 |
| もやい船屋根の上にはもみじかげ |
| 岐阜市 郷 裕輝 |
| おはようとあげる手のなか猫じゃらし |
| 大垣市 渡邉 翔太郎 |
| 風にゆれやけに目をひく破芭蕉 |
| 不破郡垂井町 山内 茉莉奈 |
| つくり滝秋風にのり鳴り響く |
| 岐阜市 舟橋 和恵 |
| 校庭の歓声浴びし梅雨晴間 |
| 大垣市 高畑 正良 |
| 句碑の辺の十月桜空に消ゆ |
| 埼玉県所沢市 荒幡 千鶴子 |
| 水底に落葉の影も流れけり |
| 東京都東村山市 大原 芳村 |
| 地蔵佛視線のさきの捨子花 |
| 愛知県春日井市 稲垣 蝸歩 |
| 伊吹嶺雲散り去りて稲架日和 |
| 大垣市 平野 きぬよ |
| 照されて石は装う月の庭 |
| 京都府京都市 石田 一美 |
| 膝頭ずらりと並ぶ菊月夜 |
| 養老郡養老町 田中 秀子 |
| 夕雁を雲の扉に見失ふ |
| 養老郡養老町 田中 紫香 |
| 枯蟷螂小首かしげて動かざる |
| 大垣市 坪井 克枝 |
| 秋霖にぬれてほほ笑む石ぼとけ |
| 不破郡垂井町 川瀬 慶泉 |
| いわし雲海なき美濃に湧きつづく |
| 不破郡垂井町 清水 るり |
| 秋深む早ばや灯る塾の窓 |
| 安八郡神戸町 高橋 日出美 |
| いつよりか陽は膝にあり石蕗の花 |
| 大垣市 中山 あや子 |
| 街路樹の枯葉必死にしがみつき |
| 愛知県稲沢市 後藤 陽子 |
| 背伸びして園児のつける赤い羽根 |
| 大垣市 澤井 国造 |
| 選者吟 |
| 波の音聞きつつ末枯れゆく湖畔 |
| 美代子 |
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