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◆ 令和元年5月度 一般の部
投句総数 2,267句・一般投句数 612句・小中学生投句数 1,655句
選者 :名和 永山
| 特選 |
| 母一人古飯湯漬啄木忌 |
| 宮城県多賀城市 小松 隆夫 |
| 芍薬や少女の深き片えくぼ |
| 愛知県名古屋市 舘野 茂子 |
| 壺焼きや潮たぎらせ客を寄せ |
| 不破郡垂井町 西田 厚堂 |
| 秀逸 |
| 日本に旨き水あり沢わさび |
| 大垣市 吉田 てるみ |
| 麦秋の風と昏れゆく四方の山 |
| 大垣市 中山 あや子 |
| 余花の雨音なく降りて湖しづか |
| 大垣市 岡田 あや子 |
| このままの暮しで善けれ古茶新茶子 |
| 大垣市 田中 雅 |
| 蝶縺れ縺れ光と影の中 |
| 大垣市 臼井 秀子 |
| 三姉妹菜の花御膳おままごと |
| 大垣市 大角 信華 |
| 御手洗の龍の口より水温む |
| 大垣市 竹中 美穂子 |
| 乙女やや見せる両肩夏の来る |
| 岐阜市 堀江 美州 |
| 息しづか茶杓に夏の風掬ふ |
| 大垣市 木 歌佐 |
| 両の手で円を描きし合格子 |
| 大垣市 森 茂寿 |
| 入選 |
| 点眼へ大口あける四月馬鹿 |
| 大垣市 棚橋 みさを |
| 瀬音あるいつもの暮らし花万朶 |
| 神奈川県大和市 岩田 爾瑠 |
| かみ合わぬ夫婦の会話おぼろ月 |
| 大垣市 宮上 美濃留 |
| 若草に座す望郷の念少し |
| 東京都世田谷区 関戸 信治 |
| 畦越しに話いつ迄草刈女 |
| 大垣市 森川 きよ子 |
| たてがみに風をあそばせ春の駒 |
| 養老郡養老町 田中 紫香 |
| 膝つきて蓬摘む背に風渡る |
| 海津市 横井 美圭 |
| マネキンの四肢のすらりと更衣 |
| 大垣市 野村 多佳子 |
| 川風に背泳ぎもあり鯉のぼり |
| 大垣市 本郷 陽子 |
| 春愁をかきまぜ飲みぬカフェオーレ |
| 大垣市 新町 恵子 |
| 呟きに似て藤房のこむらさき |
| 三重県四日市市 圦山 勝英 |
| 年重ね小さく見ゆるランドセル |
| 大垣市 吉村 守眞 |
| メール打つ赤きマニキュア長閑なり |
| 不破郡垂井町 北村 廣美 |
| 残り種発芽に五月の陽ざしかな |
| 京都府城陽市 村松 秀一 |
| 啓蟄や二重扉がゆるり開く |
| 京都府京都市 八田 弥須子 |
| ぴたぴたと廊下に素足歩み初む |
| 大垣市 北浦 典子 |
| 夏立つや雲わき出づる雨後の山 |
| 大垣市 久保田 悟義子 |
| 青嵐に背中押されてプロポーズ |
| 本巣市 土川 楽人 |
| 農歌舞伎絶やさぬ村の夏燕 |
| 兵庫県神戸市 岸下 庄二 |
| 春の風驢馬のパン屋がやって来る |
| 三重県四日市市 藤田 勝民 |
| 選者吟 |
| 地震つづく地にも新緑御世あらた |
| 永山 |
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